ECMOシステム(体外式膜型人工肺)とは?仕組み・VV-ECMOとVA-ECMOの違い・重症患者の呼吸循環補助を解説

ECMOシステム(体外式膜型人工肺)の医療用アイキャッチ画像。集中治療室に設置されたECMO装置の血液ポンプ、人工肺、赤色と青色の血液回路、監視モニターを大きく描いている。左側には心臓と肺、体外循環の模式図を配置し、重症患者の血液を体外で酸素化して体内に戻すECMOの仕組みを紹介している。

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この画像について

この画像は、ECMOシステム(体外式膜型人工肺)の構造と、重症患者の呼吸・循環補助の仕組みを紹介した医療インフォグラフィックです。集中治療室(ICU)に設置されたECMO装置を中心に、血液ポンプ、人工肺、血液回路、監視モニターを描いています。

ECMOは、患者さんの血液を体外へ取り出し、人工肺で酸素を供給して二酸化炭素を除去した後、再び体内へ戻す生命維持装置です。主に重症呼吸不全や重症心不全などで使用されます。

画像右側の装置には血液ポンプと人工肺が表現され、赤色と青色のチューブによって酸素化前後の血液を区別しています。モニターには血流量やポンプ回転数などが表示され、ECMO管理の特徴を示しています。

左側の心臓と肺の模式図は体外循環の概念を説明するものですが、実際の回路接続や血流方向を正確に再現したものではありません。ECMOには、主に呼吸補助を行うVV-ECMOと、呼吸・循環を補助するVA-ECMOがあり、血液を戻す位置が異なります。

また、画像には貯血槽のような構造も描かれていますが、一般的なECMO回路は閉鎖回路であり、通常は開放型の貯血槽を使用しません。

ECMOは重症患者の生命維持に役立つ一方、出血、血栓、感染などの合併症があるため、専門医や臨床工学技士による厳格な管理が必要です。