口腔扁平苔癬とは?白いレース状の粘膜病変・原因・症状・治療法・がん化リスクを解説

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この画像について
この画像は、口腔扁平苔癬の特徴を、頬粘膜に現れる白いレース状・網目状の病変と、その拡大図を用いて解説した歯科・口腔外科向け医療インフォグラフィックです。
口腔扁平苔癬は、免疫反応が関与すると考えられている慢性炎症性の口腔粘膜疾患です。頬の内側に左右対称性に現れることが多く、歯肉、舌、口唇などにも発生します。
代表的な特徴は、白い線が網目状に広がる「ウィッカム線条」と呼ばれる模様です。病変の種類によっては、赤み、びらん、潰瘍を伴い、食事や歯磨きの際に痛みや灼熱感が生じる場合があります。一方、自覚症状がほとんどないこともあります。
発症の詳しい原因は解明されていませんが、T細胞を中心とした免疫反応が関係すると考えられています。また、歯科金属や薬剤に関連する口腔扁平苔癬様病変との鑑別も重要です。
画像では歯科金属や喫煙・飲酒のイラストも示していますが、これらがすべての患者で直接の原因になるわけではありません。
診断では視診・触診に加え、必要に応じて生検や病理組織検査を行います。治療には局所ステロイド薬などを用い、症状の緩和を目指します。
口腔扁平苔癬は口腔潜在的悪性疾患に分類され、悪性化する例も報告されているため、症状がなくても定期的な経過観察が重要です。

