脊髄空洞症とは?脊髄内部に空洞ができる原因・症状と感覚障害を解剖図で解説

脊髄空洞症の病態と症状を解説した脳神経外科医療インフォグラフィック。首や背中に痛みを感じる女性と、正常な脊髄および空洞が形成された脊髄の横断面模式図を比較。脊髄内部の空洞形成、手足のしびれ、筋力低下、温度感覚の障害を示した患者説明用画像。

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この画像について

この画像は、脊髄空洞症によって脊髄内部に空洞が形成される仕組みと、代表的な神経症状を解説した脳神経外科医療インフォグラフィックです。

脊髄空洞症は、脊髄内部に液体を含む空洞(syrinx)が形成され、拡大することで神経組織が障害される疾患です。キアリ奇形Ⅰ型に伴う脳脊髄液の流れの異常や、脊髄損傷、炎症、腫瘍などが原因となる場合があります。

主な症状には、手足のしびれ、筋力低下、痛みや温度を感じにくくなる感覚障害などがあります。特に、痛覚・温度覚が障害される一方、触覚などが比較的保たれる「解離性感覚障害」が特徴的です。

画像では、正常な脊髄と空洞が形成された脊髄の横断面を比較しています。ただし、空洞の位置や大きさは患者によって異なり、必ずしも脊髄の中央に形成されるわけではありません。

診断にはMRI検査が重要で、治療は原因や症状の進行に応じて経過観察や手術などを検討します。キアリ奇形に伴う場合には、後頭蓋窩減圧術などが選択されることがあります。

本画像は、脳神経外科・脊椎脊髄外科のホームページ、患者教育、脊髄疾患の説明、神経症状の解説、健康啓発資料、院内掲示物などにご活用いただけます。

※画像内の脊髄横断面は、空洞形成を理解するための模式図です。実際の灰白質・白質の形態や空洞の広がりを厳密に再現したものではありません。